「操体法」を『クラシック部分の学び』で深化させ、『神経系などの新しい視点を学び』で進化させます。
体験レッスンも行っています!!詳細はこちら
SotaiTherapyは横浜市にて操体法の講習を行なっています。
『操体を深化させ進化させる』
SotaiTherapyの大きなテーマが深化と進化です。
新しいテクニックとして日々生まれる時代ですが。。。
従来の操体法(クラシックな部分)は橋本敬三先生の行なっていた調整部分であり、操体法の原点であり基本となる大切な部分。この部分を無くして、操体法とは言えません。原点と基本をしっかり学び深めるから、進化があります。
Sotai Therapyでは、クラシックな部分もじっくりお伝えします。そして現代に適した施術となるように橋本先生も行なっていたように、『野次馬』もし進化せています。私も多くのことに興味があり、まず体験しそこからの「なぜ」を学び落とし込みます、そのなぜを紐解く場所でもあります。日々進化するSotai Therapyで一緒に学びましょう。
進化の部分として
「ペインサイエンスや神経系」からの理論視点も加え操体法の動きのアプローチや皮膚からアプローチを紐解いたり、『武術』から昔の人の多くの知恵を学び操体法の進化したアプローチや治癒力を高める方法もお伝えしています。
深化・進化させるためには、様々な視点を持つことが大切です。
・今まであることを新しい視点で見てみる。
→筋骨格系の視点に加え、神経系視点を加えてみる。
・橋本先生がそうだったように、色々な徒手や理論を野次馬してみる。
→神経系理論、武術の中に考えである活殺・殺活、そこから導かれることを実際に身体を通して気づきを持つ。
・身体を通しての感覚を説明できる形にする。
進化は深化あってこそです。
これらの視点を加えたのがSotaiTherapyの講習です。
受講生は、神奈川県だけではなく、東北や関西などからもいらしています!!ご一緒に学びましょう!!
- 神経の操体は現代に最適な運動療法であり徒手療法でもある
- 世の中には非常に多くのと徒手療法があります。中でも操体法は静と動の調整法をもつハイブリッドな徒手療法です。私の操体に携わった16年とサイエンスベースの神経系理論の学びによって確信したことです。
静の部分とは皮膚アプローチである皮膚神経に対する徒手療法であり、動の部分として神経の運動療法として考えます。
近代科学の視点から紐解いていくことで操体法の内部への働きかけの一端がわかってきました。橋本先生の操体法は、当時としては先を行き過ぎたまさに「先人による天才の徒手療法」だったのです。まさに操体法は近代科学に基づいた徒手療法だった。
そもそも操体法とは?
操体法
- 操体法は、整形外科医である橋本敬三先生が考案した徒手療法です。
- 操体法の基本の考えには、疾患・症状の全期にわたり歪みが表れていることに気づき、この構造的歪みを正すことで回復に導くものとされている。
- 徒手においては、名前でこそ浸透はしていないが、一部分としては様々な現場で活用されているのを目にします。
- 操体法は以下に記すとおり、人の生き方の部分からサポートできる素晴らし徒手療法です。
「操体」は生き方であり「操体法」は調整部分
操体・操体法をご存知でしょうか?
聞いた事があるという方は多いし、普段の治療の中で操体法のテクニックを使う人はいらっしゃいます。それは操体法のほんのちょっとした部分かもしれない。本質を理解し実践しているとは言えないかもしれません。16年操体と過ごした私自身もいまだに操体を奥深さ、面白さ、可能性を感じています。
操体は生き方を有意義なものにしてくれます。操体哲学にある、息・食・動・想・環は生きて行く上で必要不可欠な要素であり生き方を形成する部分となります。これは宗教的な教えではなく自身の生き方がどうあるべきかを問いかけるものなのです。
- 橋本敬三医師
- 操体法とはもともと、橋本敬三先生が野次馬精神を発揮し民間の治療家に頭を下げ、良い部分を吸収し研究しながら体系付けたものです。幸い私は操体・操体法を橋本先生の一番の内弟子と言われる先生に7年師事し学ぶことができました、その結果として操体が大きな器となっています。
この器の中には様々な手技・知識を吸収することができます。だから大きく進化・深化させることができるのです。操体法は体系ずけられた過程からも分かる通り他の手技と干渉することはありません。今後も進化し深化し続けるものです。
橋本先生の様に野次馬精神を最大限に発揮し操体そのものを更新する時です。
私がが常々操体を実践しながら思っていたことの一つに
橋本先生が著書 万病を治せる妙療法で書かれている現代医学の責任という部分があります。
『現代医学は東洋物療や私の操体法でなぜこんなに変化がおこるのか追求する責任があると思うわけです』さらには『私は学者ではないので、どういう訳で治るのか、細かいメカニズムについての研究はできません・・・このメカニズムについて現代医学で追求する責任があると思うのです』
農文協 万病を治せる妙療法 操体法
神経からの視点を加え「なぜ効果がの部分」を理解し操体をこれからの時代にも広めていくために、「操体の効果はなぜ起きているのか?」を神経の視点からも深めた全国的にも知る限りないプライベートレッスンのページです。もともとの操体法が持つ良さは変えず、さらに効果的に!これからの時代にも適した運動療法・徒手療法である操体として伝え広めていきます。
Sotai Therapyの操体法講習はプライベートレッスンとグループレッスンを行います。
(2024年中に講習のコースを改訂中ですのでこのお値段での受講は表示中となりますのでご了承ください。)
メインとオプション講習合わせて13日間という期間で集中してしっかり理解し身につけていただきます。数百ページに及ぶスライドを使いながら(印刷した資料もお渡しします!)じっくり学んでいただきます。操体法が持つクラシックな部分と近代科学に基づくから操体法を学べる講習は、私の知る限り Sotai Therapyだけです!!
グループレッスンに関しては、複数人のご希望があれば行います。
場所はご希望に沿う形で行います。詳細は私、西田迄お問い合わせください。
メイン講習料金 11日間 36万3000円(税込)
オプション講習料金 2日間 6万6000円(税込)
アドバンス講習 2日間 6万6000円(税込)
他、受講後のレッスンなどフォローもいたします。
※詳細は→プライベートレッスンページへ
Sotai Therapyでは、操体体験レッスンも行なっています!
体験レッスンでは、神経理論も加えた操体についての座学とアプローチをいくつか体験していただきます。
お時間は2時間ほどですが、体験レッスン用の資料もご用意しており、内容も濃いものとなっております。
体験レッスン料金 2時間 1,3200-(税込)
日時: 受講者のご希望日時に極力沿う形で行わせていただきます。
※詳細は→プライベートレッスンページへ
Sotai Therapy -操体法講習会-
動画で紹介!
sotaitherapyとNishidaの
自己紹介とプライベートレッスンについて
SotaiTherapy講師 Takashi Nishida
- 西田 尚史(takashi nishida)1974.9.22
- 操体・操体法歴(手技歴) 20年(2024年現在)
- 感覚分析診断操法士
- 公認スポーツプログラマー(登録番号004C0222435)
- DNM認定セラピスト(2020年6月 認定講習全受講)
- 営業職・設計関係職・広告関連職を経て現在に至る。
- 横浜日吉の民家整体サロン 和ぐ ➡︎民家整体サロン和ぐHP
- 30歳までは、設計部署で三次元CAD担当としてサラリーマンとして働く。
- 酷い腰痛を経験。病院をはじめ様々な民間医療も渡り歩く。
- その過程で操体法と出会い、操体法に惹かれ学ぶことを決心!
- 橋本先生の内弟子の先生に師事し7年間学ぶ。
- 出張メインで活動、その後自宅の一室でも施術を行う。 ➡︎民家整体サロン和ぐHP
- 年齢を重ねるにつれ操体法を深め広めたいという想いが強くなる。
- ペインサイエンスベースの徒手DNMに出会う。
- 神経系からの視点も学びたいと感じDNM全講習を受講。( DNM認定セラピスト取得)
- 操体法を複数の視点(神経系・武術の考えである活殺、etc)から深化させることができると確信し本ページを作成。
- 2024年、SotaiTherapyではメインレッスンとして従来の操体法の内容に加えサイエンス・神経系の視点を加えた『操体』としてさらに深掘りした内容でお伝えします。
- 2024年現在では、身体を緩める部分においては特化している操体法をに仕上げのアプローチとしてアドバンスコースも構築中。アドバンスの内容としては、緩めたままにせず、しっかりと動ける状態に調整するものとなります。
- 2024年5月 刃牙のモデルでもある平直行先生の『手技伝』講習のサポートとして参加。そここで、さらに武術を通した視点の気づきを得る。
- 2024年11月 受講生の声を元にアプローチ特化コースを開設。
- あいさつ
- こんにちは始めまして、『SOTAI THERAPY』の西田尚史です。
私が操体法と初めて出会ったのは中学2年生の頃。当時はまさか操体を学び施術者となるとは思ってもいませんでした。私が常日頃から思っていたことの一つに『操体法はとても優しく心も身体もアプローチできる良い徒手療法ですが、どうして操体法のアプローチでからだが変化するのか?』という疑問がありました。いくつかの本を読む中で『脳』は間違いなく関与していると理解する。そして神経理論を学ぶ事によって近代科学からその疑問がふわっと紐解かれはじめました。さらには、知識だけではなく、武術の考えにある活殺からの徒手療法を実際に学び、身をもって味わうことで深化させて進化することが可能となりました。
私は操体法が好きです。様々なことを教えてくれました。操体法を近代科学という視点から深化させ、そこから進化させることは『操体への恩返し』になるのではないか?
橋本敬三先生が考案した操体法を今の時代の知識に合わせて更新していくのです。僕は操体法が好きですから。
先生はこう書かれています。「操体は生涯楽しめるぞ」と!
操体法を一緒に楽しみながら学び、広めていきましょう。
2024年 新たな決意。
操体法が好きな気持ちにブレはありません。
その上で、今後の時代を考えSotaiTherapyでは従来の筋骨格系の考えはもちろんペインサイエンス・神経系の視点を加えた操体として、操体をより深化させています。
これは、時代とともに近代科学の視点を含めた操体法を広める必要性を感じたからです。
そうすることで、更に時代のニーズに堪えられる、運動療法であり徒手療法でもある「操体法」をより多くの人に広めていけると確信しています。
よろしくお願いいたします。
近代医学の責任と操体実践者の使命
快適感覚とペインサイエンス
私たちが生きている現代、様々な研究が進み色々な論文が発表されています。ここに大きなヒントがあります。その中には「なんだって???」と、今までの考えを否定する様なものもあります。しかし、そのおかげで操体法がなぜ効果的であるのかが少しずつわかってきました。
- 操体の構造の歪みを正すという
理論の先にあるもの - 操体に興味をお持ちの方なら「症状・疾患には必ず構造的歪みが存在する」という言葉を聞いたことがあるでしょう。つまり構造的な歪みを正すことでアプローチするのが操体法の基本の考えです。私も歪みを正せばからだは良くなるという信念のもと伝えてきたし、クライアントのお悩みを解決してきました。
でもどうでしょう?中には歪みが整った訳ではないのに痛みが消え快適になった例が数多くあります。スポーツアスリートやミュージシャンには姿勢の癖を持った人が多く見受けられます、それでも痛みがある人ない人がいるのはなぜだろう?皆様の中にも似たような経験をお持ちではないですか?
そんなことを繰り返すうちに自身の中で構造の歪みの前に何か関与しているのでは?と思うようになりました。そのヒントが「患者の感覚を無視してはならない」という言葉です。この言葉をなくして、操体法はなかったのではとさえ思います。橋本先生も「気持ち良さだけを伝えれば良いんだ」と仰っていたそうですが、それもなぜなんだろうか?と常に考えてきました。この言葉の中には構造的歪みを治すという狭義的な意味だけではなく、広義での歪みを正すという意味合いが含まれていると感じています。
操体法の理論を更新していく時
- 神経系(中枢・末梢神経)からの視点
- 橋本先生は操体法を構造で考える東洋医学から深め体系付けてきましたが、ペインサイエンスの「痛みは脳からのアウトプット」であるという答えから徒手療法には神経系(中枢・末梢神経)が大きく関与することがわかります。操体法にペインサイエンス理論を加えることで現代に最適化した徒手療法になります。
- なぜゆっくりと動くのか?
- なぜ皮膚感覚を聞き分けるのか?
- 操体法でどのようにアプローチすればさらに効果的になるのか?知りたくないですか?
操体法理論に差し出したペインサイエンスの答え
ペインサイエンス理論が疑問を解決する鍵。
例えば「姿勢=痛みではな」「構造の歪み=痛みではない」という数多くの研究とシステマティックレビューによる信頼度の高い答えがだされています。
では、なぜ構造の歪みを正す目的のアプローチでも効果があるのか?
※姿勢=痛みではないという有力な答えはありますが、姿勢においてお悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。痛みがない状態であれば、構造的(バイメカ )に姿勢を整えていくことは精神的に良い効果をもたらします。その場合も受け手の感覚を無視せずに行うことが重要です。
快適感覚とペインサイエンス
操体法では原始感覚という言葉がよく出てきます。
感覚の問いかけを重視した徒手はほぼありません、多くが一方通行の診断・施術のもと行われていると思います。
原始感覚(ここでは快適感覚とします)を味わうということでなぜ効果的なのか?快適感覚を味わうことがなぜ回復への鍵となっているか?この部分を深掘りすることはされてこなかったのです。私の頭の中をぐるぐると回っていた問いかけでした。。。
そして、納得のゆく答えはペインサイエンス理論の中にありました。
「痛みは脳(中枢神経)からのアウトプット」ということつまりは神経系の中に!
皮膚から脳へアプローチ
- 皮膚は脳へ情報を伝達する感覚器
- 痛みが脳からのアウトプットということは、入力が必要です。(入力がない場合も習慣化されると痛みをアウトプットする)その入力情報を伝達するのが最大の感覚受容器である皮膚です。痛みをなくすためには情報を書き換えてあげなければなりません。
皮神経は脊髄を介して脳につながる
皮神経(末梢神経)は脊髄を介して脳に情報を伝達する。
どの徒手療法において共通しているのは触れるということ。つまり皮膚を介している。
皮神経(末梢神経)は多くの受容器があります、ここで得られた情報は脊髄を介して脳に繋がるのです。つまり脳へのインプットということになります。
操体法の哲学モデルは近代科学モデル
- 操体哲学
息・食・動・想・環という柱 - 息・食・動・想・環という柱は生き方を形成する上で必要不可欠です。これも操体を学んだ人では知らない人はいない哲学です。これらはそれぞれ相関性がありバランスが崩れると病状や疾患として現れるわけです。さらにはどれかだけが良くてもいけません。そのことからも橋本先生は60点で良いんだという言葉残しています。この部分だけでも理解し実践していくと健康的に生活できます。
- バイオ・サイコ・ソーシャル
(BPSモデル) - バイオサイコソーシャル*とはバイオ=医学的 サイコ=心理学的 ソーシャル=社会的という意味です。つまり医学的とは身体の状態であり、心理学的とは心の状態、社会的とは環境の状態。
この考えはペインサイエンスの理論モデルです。見てわかる通り操体法の哲学 息・食・動・想 です。操体法をテクニックだけでとらえる人は、操体法の本当の良さを知ることができません。操体法の考えは、現代科学の目から見ても的を得たとても優れたものであるということがわかります。
*バイオ・サイコ・ソーシャルモデル 状況を把握するためには医学的 心理学的 社会的に把握しそれぞれの関連から問題を解決するというモデル